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3/6 ECHA Chesar 2.2リリース – SDS用曝露シナリオ生成可能に

2013年3月7日

2013年3月6日 欧州化学物質庁(ECHA)はChesar 2.2のリリースを発表しました.
http://echa.europa.eu/view-article/-/journal_content/title/chesar-2-2-supports-generation-of-exposure-scenarios-for-communication

このバージョンでは次の機能が追加されました.

1. 多くの物質で安全データシート(SDS)に添付することが求められている曝露シナリオがChesar 2.2から出力できるようになりました.CSAの実施,CSR用の曝露シナリオの作成,拡張SDS(Extended SDS)用暴露シナリオの作成とその整合性の担保が容易になりました.この整合性はREACH要件です.

2. ESCom標準語句がChesarでインポートできるようになりました.ESCom標準語句はSDS上で使われる語句を欧州の業界がCeficを中心として標準化(コード化)したものです. これで,物質の安全な使用取扱い方法について,サプライチェーン上でのコミュニケーションが容易になります.また,欧州にある多数の言語へのSDSの翻訳も容易になります.SDSは主に労働者が見るものとの位置づけですから,各国言語で用意することが求められています.英語で書けばよいというものではありません.

このシステムの導入は欧州で事業展開する日本企業にとっても役に立つものになるはずです.

3. Chesarに実装されている労働者曝露量推定ツールはECETOC TRA Workerです.しかし,これはかなり粗い推定曝露量しか与えてくれません.そのため,より精確な推定はStoffenmanagerなどの外部ツールを使う必要がたびたびあります.ChesarはCSR及びSDS用の曝露シナリオ作成ツールでもありますから,外部ツールの結果を手入力することは可能でした.しかしそれは面倒なものであり,しばしば,転記時に間違いがおこる可能性がありました.

そこで,曝露量推定ツールであるStoffenmanagerの次のバージョン5ではChesarに簡単にその結果を取り込める(import)ようになる予定だとツールとともにリリースされた取扱説明書で予告されています.

 

 

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