Chesar 2のシステム上の最大の変更点は、IUCLID Plug-inでなくWeb applicationだということだ。
Chesar 1 では、IUCLID Plug-inであった。このことは、Chesarを動かすためには、IUCLIDを起動する必要があったということだ。 このため、大きなメモリを必要としていたし、トラブルも多かった。
Chesar 2では、Web applicationとなった。このことは、Chesarを動かすために、IUCLID起動は不要で、使用メモリも小さくなる可能性があり、また、トラブルも小さくなる可能性を示している。
IUCLIDから物性情報、ハザード情報を持ってくることには変更はないが、もともと、IUCLID本体とChesarの間の関係は蜜ではなかったのであるからこれが正しい選択だろう。 ファイル経由でIUCLIDとChesar 2の間で情報を交換すれば十分なわけだ。
Webアプリケーションであるとはいえ、インターネットに接続して使うわけではない。 手元にブラウザさえあれば使える、スタンドアローンとして使えるということだ。